酒場〜Dandyism Mellow〜


手抜きマスター:
やあアカペーン君!!!11!111!!!!

アカペーン:
マスター!?!?!?!!?!?!?

手抜きマスター:
今日はとても良い天気だね!!!11!!!!!

アカペーン:
どうしたんだマスター!?!?!!?!?
サイケデリックなキノコでもイートしたのか!?!?

手抜きマスター:
なんだお前のその中途半端なルー語は。
ふざけているのか?

アカペーン:
なん

アカペーン:
急に冷静になったな。
というかルー語ってなんだ。

手抜きマスター:
ググれ。

アカペーン:
ググれってなんだよ。

手抜きマスター:
ググれ。

アカペーン:
なんと

手抜きマスター:
いや久々の登場だから、
たまにはちょっとこう弾けたフレッシュなフィーリングをプロダクションしようと思ってな。

アカペーン:
どうしたんだマスター。
サイケデリックなキノコでもイートしたのか?

手抜きマスター:
なんだお前のその中途半端なルー語は。
お前は「イート」の本当の意味を理解していないな。

アカペーン:
なんだと。
イートとはまさしくEat、
「食べる」以外の意味が存在するというのか?

手抜きマスター:
ああ。
「イート」…この言葉はあまりにも多用されるので、
時代の流れと共に崩した言い方へと変化してしまったのだ。

手抜きマスター:
「イート」の元の形を辿ると、「ニート」…

手抜きマスター:
そう、まさしくお前のことそのものを指す言葉だったのだよ。それを知らずにお前はイートイート言いおって…。

アカペーン:
…………。
(今日のマスターはなんだかキャラがおかしいぞ、今更だけど)

手抜きマスター:
「サイケデリックなキノコでもニートしたのか?」って自分で言ってる意味わかってるのか!?お前のように仕事もせずに酒場でくつろいでいるニートなキノコが一体何処にある!!

アカペーン:
マスター、自分で言ってる意味わかってるのか!?

手抜きマスター:

アカペーン:
どうした。

手抜きマスター:
いや、なんでもない。

アカペーン:
そうか。

手抜きマスター:
話をもどそう。

アカペーン:
しかしさっき「久々の登場だから〜」と言っていたが、
俺達が出てくる時毎回久々だって言っていないか?

手抜きマスター:
そうかもしれんな。

アカペーン:
もういちいち久々だなんて言う必要性は、
あんまりないんじゃあないか?

手抜きマスター:
というかだいぶ話が戻ったな。

アカペーン:
そんなに言うほど話戻ってないぞ。

手抜きマスター:
そうか。

アカペーン:
そうだ。

アカペーン:
とにかくもっと話に進展を持たせる必要を感じるのだよ。
このまま同じ話の流れを行ったり来たりでのらりくらりでやっていくおつもりか?

手抜きマスター:
言ってる事がなんか奇妙だぞ。

アカペーン:
つい先ほどまでの手抜きマスター君にくらべたら、
さほどの違和感は生じない気がするがね。

手抜きマスター:
しかし確かに話に進展を持たせる必要性はあるな。
アカペーンがニートのくせに珍しくまともな意見を言ったぞ…?

アカペーン:
なんで疑問符がついているのかね。
これからはニートのアカペーンでなく「超ニートのアカペーン君」と呼んでくれたまえ。

手抜きマスター:
お前そう呼ばれて嬉しいのか?

アカペーン:
いやあんまり嬉しくない。

手抜きマスター:
そうだろう。

アカペーン:
俺としたことが、妙な毒気にやられたな。
後少しで身体を乗っ取られそうになっていた。

手抜きマスター:
なんだ妙な毒気って。
お前は一体何と戦っていたんだ。

アカペーン:
いや、酒を飲んだんだよ。

手抜きマスター:
ここは酒場だからな。

アカペーン:
いや、始めて酒を飲んだんだ。

手抜きマスター:
なんと。

アカペーン:
今まで水しか飲んでこなかったこの俺が、
生まれて初めて「酒」という名の超神水を飲んだのだ。
どうだ。すごいだろう。

手抜きマスター:
お前今まで水だけで生きてきたのか。

アカペーン:
水とラブプラスがあれば、生きていける。

手抜きマスター:
なんだラブプラスって。

アカペーン:
最近流行の言葉らしいから、要チェキしてみた。

手抜きマスター:
なんだ要チェキって。

アカペーン:
よく分からないが、響きがかっこいいから使ってみた。

手抜きマスター:
お前はバカか。

アカペーン:
な、(ぇ

手抜きマスター:
そういえば、こないだヨーグルトメーカーを買ったぞ。

アカペーン:
いきなり話をとばしたな。

手抜きマスター:
何時までもお前のバカのような話にはつき合ってられないからな。

アカペーン:
バカのような話とはなんたる失礼な言葉か。
俺はいつでも真剣に話をしているぞ。

手抜きマスター:
「要チェキ」の言葉の意味も知らずに響きの格好良さだけで安易に「要チェキ」という言葉を使うような奴の話の一体何処に真剣さがあるというんだ。

アカペーン:
それはマスター君が心の底から私の言葉を理解していないからだよ。尤も、手抜きマスター君には私の言葉は少々難解なモノに聞こえるかもしれないがね…。

アカペーン:
いいかい?会話とはフィーリングだ。まんつーまんのキャッチボールだ。お互いがお互いを理解しようという気持ちが無ければ、会話は成立しないのだよ。

アカペーン:
手抜きマスター君は私に対して心を閉ざしている。だから、私のオープンな心で紡ぐ言葉の一つ一つが理解できないのだよ。心を開きたまえ。そうすれば、私たちの会話はよりハイレベルで充実した世界が広がっていくよ。

アカペーン:
さあ!僕と君の新しい世界へ!より開かれた社会の窓へ!悲しみのない愛と平和と温もりと優しさでそれを包み込むやらしさのない世界を!!
さあ共に行こう!アン・ドゥ・トロワ!!

手抜きマスター:
(こいつは 酒で 酔っぱらっている)




アカペーン:
それでヨーグルトメーカーがどうしたって?

手抜きマスター:
急に冷静になったな。
だがその話は後だ。

アカペーン:
何故だ。

手抜きマスター:
話すのが面倒臭いからだ。

アカペーン:
そう言わずに話しておくれよ。
ヨーグルトメーカーがどうしたって?

手抜きマスター:
いや、ヨーグルトメーカーを買ったんだよ。

アカペーン:
うむ。

手抜きマスター:
それだけだ。

アカペーン:
なんだと



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