酒場~META MALT'S~

第三回 ~おたより紹介① 刹那のおたより ( 前編 ) ~



手抜きマスター:




ガチャッ

アカペーン:
やあマスター。


手抜きマスター:
アカペーンか。
今お前の席に水が置かれた。


アカペーン:
ありがとう。
俺は水を飲むぞ。


手抜きマスター:
これは第三回のMETA MALT'Sである。


アカペーン:
なんかマスターの顔つきが微妙に変わっているな。


手抜きマスター:
この酒場宛におたよりが届いているからな。


アカペーン:
おたよりがくると、顔つきが変わるのか。

……ん?というか、おたよりがきたのか!


手抜きマスター:
そうだ。計7通のおたよりが来ている。
今こうして第三回目の酒場の物語が生まれたのは、
おたよりが届いたからだな。


アカペーン:
おおお……7通も……。
本当によかったな。この酒場が続けられて。


手抜きマスター:
一通もこなかったら、えだまめくんが颯爽と登場して、
それでこの企画が終わりになっていたからな。
本当にありがとうございます。


アカペーン:
いきなり顔つきが昔に戻ったな。


手抜きマスター:
昔の顔は実際超大昔に撮った証明写真だったからな。
せっかくなので、心機一転、撮り直すことにした。


アカペーン:
証明写真だったのか。

というか、昔の写真の方が全体的にバランスいいな。
なんで撮り直したらちょっと右側に寄ってるんだ。


手抜きマスター:
目も水色から青になったぞ。


アカペーン:
とりあえず、おたよりを読もう。


手抜きマスター:
うむ。そのことでひとつ問題がある。
おたよりは現時点で計7通のおたよりを頂いているのだが、
その7通全部の返事をここでやっていくと、この第三回のページがもの凄く縦に長くなってしまうことが判明した。


アカペーン:
なんと。


手抜きマスター:
読むのにかなりエネルギーを使ってしまうので、
このぺージではまず、最初に頂いた3通のおたよりを
順に紹介していこうと思う。


アカペーン:
なんと。つまり残りの4通は後編に回されるということか。


手抜きマスター:
そういうことになるな。
ページの文量が多すぎると大変なので、
今後も3、4通くらいで区切っていくことになるかも。ごめん。


えだまめモンスター:
それでは、おたよりを読みあげていきます。


アカペーン:
いきなり現れたな。メイドモンスターさん……。


手抜きマスター:
メイドモンスターさんってなんだよ。
なんかちょっと失礼な言い回しだな。


えだまめモンスター:
(メイドモンスター・・・・・・ちょっと、いいかも)





おたよりNo.01
 注文したいからメニューを見せてくれ



手抜きマスター:
メニューか。


アカペーン:
そういえば、ここは酒場なんだった。


手抜きマスター:
お前この店をナメきっているな。
ここはBARだからな。


アカペーン:
普段水しか飲まないからな。


手抜きマスター:
チャージ料とるぞ。いやマジで。


アカペーン:
ごめんなさい。


えだまめモンスター:
おまたせしました。
こちらが「Bar META MALT'S」のグランド・メニューです。







アカペーン:
……あの、色々と突っ込みどころがあるんだが……。


手抜きマスター:
何でも聞いてくれ。
えだまめ料理が微妙に豊富(?)なのは、
えだまめモンスターくんのお陰だな。


えだまめモンスター:
は、はい・・・。
わたしが、丹誠こめて作っています。


アカペーン:
お冷やで金とるのかよこの店っ!!


手抜きマスター:
実はそうなのだ。
最も、それはアカペーンくんだけのためにある特別限定メニューだな。


アカペーン:
他のみんなには金とってないのか。
じゃあ俺も払わなくていいや。


手抜きマスター:
殺すぞ。


アカペーン:
ご、ごめんなさい。


えだまめモンスター:
(アカペーンさんは、この店のVIPなのか・・・。)


アカペーン:
全体的にメニューが無国籍だな。
というかこの国のお金の単位はYENでいいのか。


手抜きマスター:
とりあえず出せる料理を片っ端からあげていったらこうなった。
けっこう、リーズナブルだろう。


アカペーン:
まあ、飲んだり食べたり色々して、
最終的に1人あたり3,000~4,000YENくらいの価格になる感じか?


手抜きマスター:
なんでいきなり妙に現実的になるんだよ。ニートの癖に。
……というか、ちょっと安く設定しすぎたかな。大衆居酒屋か。


アカペーン:
ニートなことは関係ないだろ。


えだまめモンスター:
別表(1)って、なんですか。


手抜きマスター:
うむ。考えるのが面倒だったので今回は出さなかったが、
いずれ機会があったら出すことにしよう。


アカペーン:
手抜きか。


手抜きマスター:
まあ、カクテルは、言ってくれれば大体のものは作れる。


アカペーン:
というか、清涼飲料水って何だよ。


手抜きマスター:
アクエリアスとか……。


アカペーン:
Barでアクエリアス出すなよ。
酒を飲んだあとにアクエリアスなどを飲むと、凄い酔いが回るらしい。


手抜きマスター:
お前酒飲めないんじゃなかったのか。耳年増か。


えだまめモンスター:
あと「芋」ってなんですか。


手抜きマスター:
サツマイモだ。


えだまめモンスター:
さつまいも!


手抜きマスター::
おどろきがあったな。


アカペーン:
おどろきモンスターだな。


えだまめモンスター:
(おどろきモンスター・・・・・・)

あの、そろそろ次のおたよりにいきましょう。


手抜きマスター:
おお、そうだったな。
次のおたよりに移ろうか。





おたよりNo.02
 ソ連は本当に火星に行くつもりだったのでしょうか

                   P.N ( ФНК )



アカペーン:
ソビエト連邦……。


手抜きマスター:
お前ソビエト連邦を知っているのか。
というか、お前の祖国か。赤いしな……。


アカペーン:
いや俺の祖国はソ連じゃないし、俺は共産主義者でもない。


手抜きマスター:
というか、今更だが、この酒場の世界観設定が謎だな。


アカペーン:
すごい今更だな。

まあ、お金の単位が「YEN」だし、
ここは日本ってことでいいんじゃない?


手抜きマスター:
いや、そもそもこのBARの世界観について考え出すと、
そもそも日本とは……ハギスとは……ピータンとは……
……アクエリアスとは……って話になっていくからな。


アカペーン:
ハギスやピータンは料理名だし、
アクエリアスはお前が言い出したことだろう。
細かいことを気にしだすと、色々と終わっていくぞ。


手抜きマスター:
まあ、メタでモルツなBarだし、細かいところは気にしないでおこう。


アカペーン:
なんかマスターの言ってることがよくわからんが、まあいいだろう。
質問に答えることにしよう。


手抜きマスター:
火星探査にいくための宇宙開発は行っていたようだな、ソ連。




マルス計画 - Wikipedia


アカペーン:
いきなりWikipediaへのリンクが現れたな。
いや細かいことは気にしないでおこう。


手抜きマスター:
ざっと記事を流し読みした感じだと、どうやら1971年の時点で、ソ連は無人探査機『マルス2号』を火星の表面に到達させることに成功している。
無人探査機での火星到達には成功しているが、火星への有人探査は実現しなかったようだ。


アカペーン:
いきなり酒場の空気がинтеллигенция(インテリゲンチャ)になってきたな。
マルス2号も、火星表面に探査機をぶつけることはできたものの、
着陸に失敗したせいで、正確な到達地点は分からないでいるらしい。


手抜きマスター:
ソ連が火星に行きたがっていたのは確かだろう。アメリカが月を目指し、世界初の月の有人探査を実現させたものだから、それに対抗するソ連は火星を目指したわけだ。


アカペーン:
でも結局、火星探査の夢は途絶え、未だに有人による火星探査は実現できないままでいるわけか。


手抜きマスター:
ところで、ここに1971~2年に撮影された、
ソ連の宇宙飛行士による
初の有人火星探査の映像が流出している。


アカペーン:
マジで!?!?!?!!?!?!?!!??!


手抜きマスター:
びびりすぎだろう。
これは、WikiLeaksが漏洩させた、1971~72年にかけてソ連で極秘に研究されていたという火星の有人探査の映像らしい。




Kiszivárogtatott Mars Videó 1972 (We Have Been To Mars 1972) - You Tube

アカペーン:
いきなりYouTubeへのリンクが現れたな。いやそれはどうでもいい。
有人の火星探査を、当時すでに実現させていたというのか!?


手抜きマスター:
なんで無表情で驚くんだ。
この映像は探査機に乗っていた2人の宇宙飛行士が、探査機の窓から映る火星の様子を撮影したものである。
2人はあえなく帰らぬ人となってしまったが、このフィルムだけは地球に送り届けることができたのだ。


手抜きマスター:
しかし帰らぬ人となってしまった2人がいる以上、この事実をソ連が公表できるはずもなく、この事実は長らくタブーとして封印されてきた。それをウェブサイト上の匿名機密情報漏洩組織ウィキリークスがリークしたという経緯らしい。


アカペーン:
えーでもなんか、ウソくさい……。


手抜きマスター:
お前にはロマンというものがないな。
1972年、確かにソ連は火星への有人飛行を実現させていたのだ!


アカペーン:
なんかその気になれば作れそうな気もするし、これはフェイク映像じゃないのか?


手抜きマスター:
共産主義の力を信じろ!共産主義こそが絶対的正義!!!


アカペーン:
どうしたマスター。
いきなりマスターが共産主義に目覚めたぞ。
これは一体……。


手抜きマスター:
次のおたよりにいこうか。


アカペーン:
あ、は、はい。
(今のは一体……)





おたよりNo.03
 こんにちは。
アカペーンに弾幕シューティングゲームを遊ばせてあげてください。
よろしくおねがいします。



手抜きマスター:
アカペーンに弾幕シューティングを遊ばせてあげよう。


アカペーン:
弾幕シューティングとは?


手抜きマスター:
シューティングゲームだ。


アカペーン:
なるほど。


手抜きマスター:
ということで、
ここに東の方のプロジェクトがある。


アカペーン:
なるほど。なんだ東の方のプロジェクトって。
なんか隠語っぽい言葉の使い方で嫌だな。


手抜きマスター:
いや、弾幕シューティングゲームと聞いてとっさに東方を挙げるというのも、弾幕STGを愛するゲームファンから色々と怒られそうな気もするのだが、まあキャラクターがいっぱいいるし……。


アカペーン:
キャラクターがいっぱいいるというのは、あんま理由になってない気がするぞ。他の弾幕STGシリーズにもキャラクターがいっぱいいるし。


手抜きマスター:
弾幕STGのシリーズの中では、わりとコアなファンの根付いている一部の界隈では有名なシリーズだし……。


アカペーン:
他の弾幕STGシリーズにも、
かなりコアなファンが根付いていると思うぞ。
なんか遠回しに濁したような言い回しだな。


手抜きマスター:
音楽がいいし……。


アカペーン:
他の弾幕STGシリーズにも、良い音楽がたくさんあると思うぞ。
怒首領蜂最大往生とか


手抜きマスター:
いいからはよやれ


アカペーン:
はっ!!!!
やります。









うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお





アカペーン:
おわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


手抜きマスター:
うるせーな。
黙ってゲームしろよ。


アカペーン:
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああたる!!!!!!!!!!!!当たる!!!!!!!糸冬る!!!!!!!!!!!!!!!


手抜きマスター:
お前縦横無尽に自機走らせすぎだろ。
そこはちょん避けでいいんだよ。


アカペーン:
死んだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


手抜きマスター:
お前技つかえよ。
つーか、弾撃てよ。


アカペーン:
というか、これ東方Projectじゃないな。


手抜きマスター:
今頃気がついたのか。
これは、俺が自主制作で作った同人ゲーム、
「東の方のプロジェクト」だ。


アカペーン:
なんだと







アカペーン:
ぬわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


えだまめモンスター:
あの、マスター。
抹茶を点てました。


手抜きマスター:
おお、ありがとう。
というか、すごい唐突だな。
なんで抹茶なんだ。


えだまめモンスター:
あの、まだおたよりが来てますし、
次のおたよりにいきましょう。


手抜きマスター:
そうだな。
弾幕STGに発狂しているアカペーンのことはおいといて、
次のおたよりにいくか。


えだまめモンスター:
はい。









~つづく~


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