モノクローム
奇術王
「…残念ですね。あなたも所詮、その程度だったということです。」
名前:モノクローム
属性:邪悪
参戦の理由:高見の見物に
かつて「伝説の奇術王」と呼ばれ、世界中を熱狂の渦に巻き込んでいったが、
ある日を境に、突然世界中から姿を消した大マジシャン。
エリルに手品を教え込んだ師匠であると言われている。
彼は身寄りの無い孤児であったエリルを赤子のうちから育て上げた、いわば育ての親であり、
性格や教養など彼女にとっての全てはモノクロームによってもたらされたものであった。
そのためにエリルは彼に対して絶対的な忠誠を誓っている。
…しかし、それが本当であるかどうかは定かではない。エリルの中にあるモノクロームとの「記憶」も、
モノクロームの「奇術」によって作り上げられた架空の記憶であるのかもしれないし、
人々を熱狂させたあの大マジシャンも、「それ」が本当に存在していたのかどうかは分からないのだ。
だから、人々の中にある「モノクローム」の姿は、彼の「奇術」によって人々の頭に植え付けられた、
虚構の存在であるのかもしれない。
必殺技:『Inferno』
もしかしたらこの世界はもう、既に彼の手中に収められた
絶望の世界なのかもしれない……。